Q.チェックリストのチェック項目の意味は何ですか。

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更新日:2013年1月25日

A.お答えします

チェックリストのチェック項目のそれぞれの内容としては下記のとおりです。

【(この期間中)働いていなかった】

  • 「学生であったが国民年金に加入していた」
    ⇒ 昭和36年4月から平成3年3月までは、高等学校、高等専門学校、専門学校等、短期大学、大学、大学院の学生は、国民年金制度に任意加入することができました。
    未加入期間について任意加入し、保険料を支払っていれば、記録がもれていることになります。なお、平成3年4月以降は、強制加入することとなっています。
  • 「夫(妻)の扶養家族であったが国民年金に加入していた」
    ⇒ 昭和61年3月までは、夫(妻)の扶養家族は、国民年金制度に任意加入することができました。未加入期間について任意加入し、保険料を支払っていれば、記録がもれていることになります。なお、昭和61年4月以降は、第三号被保険者制度が開始されました。

【(この期間中)働いていた】

  • 「退職後結婚などにより姓が変わった」、「いろいろな名前の読み方がある」、「事情があって本名とは違う名前で勤めた」
    ⇒ 当時働いていた職場において、旧姓や誤った名前、本名とは違う名前で記録が作成されたため、記録がもれている可能性があります。
  • 「事情があって本来の生年月日とは違う生年月日で勤めていた」
    ⇒ ご自身の生年月日とは違う生年月日で記録が作成されているため、記録がもれている可能性があります。
  • 「転職のたびに年金手帳が発行された」
    ⇒ 平成8年12月以前は、制度ごとに各人1つの年金手帳記号番号が割り振られることとなっており、転職の際には年金手帳番号を転職先の事業主に提出しなければならないこととなっていました。転職のたびに年金手帳が発行されていた方は、複数の年金手帳記号番号を有しており、記録が散逸している可能性があります。
  • 「同じ会社(グループ)内で転勤や出向を繰り返していた」
    ⇒ 転勤や出向が多い場合、社会保険の加入や脱退を繰り返すため、手続きミスが発生し、記録が漏れている可能性があります。
  • 「勤務先の会社が、その後、合併、社名変更、倒産した」
    ⇒ 当時の職場が無くなると共に当時の記録も無くなったと思われ、記録が統合されていないことがあります。
  • 「試用期間中に退職した」、「保険の外交員、期間工などとして勤めていた」
    ⇒ 勤務期間が短く、社会保険の適用が無いと思われ、記録がもれている可能性があります。