平成29年7月12日における委託事業者の訪問員の逮捕事案について

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更新日:2017年7月12日

 平成29年7月12日、奈良県において、市場化テスト事業として国民年金保険料収納業務の一部を委託している、民間委託事業者アイティフォー シー・ヴィ・シー共同企業体の訪問員が詐欺罪の容疑で奈良県の西和警察署により逮捕されました。

 民間委託事業者への業務委託に当たっては、関係諸法令及び契約書において、個人情報等の適正な取扱いを定めており、業務マニュアルの策定、雇用時における誓約書の徴取、研修の実施等により厳格な取扱いを実施してきたところですが、そのような中、今回のような事件が発生したことについては、委託元である日本年金機構としても誠に遺憾であります。

 日本年金機構では今回の事件を重く捉え、平成29年7月13日より民間委託事業者の訪問員による収納業務を当面、中止することといたしました。
 また、当該訪問員が接触した他のお客様に対して、不審な点がなかったかどうかを全て確認し、報告するよう、当該民間委託事業者へ指示をいたしました。
 さらに、国民年金保険料収納事業の民間委託事業者に対して、訪問員の管理体制について改めて立入検査を実施することとしております。

 日本年金機構ではこのような事態を発生させないために、民間委託事業者の訪問員による収納業務の中止措置を講ずるとともに、立入検査等を実施し、民間委託事業者に対する管理を更に徹底いたします。