Q.平均額の計算において、以下のように合計が1,000万円以上になる場合、どのように計算をすればよいのでしょうか。

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更新日:2012年8月2日

A.お答えします


4月 5月 6月
通貨によるものの額 10,500,000 9,000,000 9,500,000
現物によるものの額 60,000 0 1,900,000
合計 10,560,000 9,000,000 11,400,000

 上記のような例の場合、通貨によるものの額、現物によるものの額及び合計は、それぞれ以下のように設定することになります。


4月 5月 6月
通貨によるものの額 9,999,999 9,000,000 9,500,000
現物によるものの額 60,000 0 1,900,000
合計 9,999,999 9,000,000 9,999,999

 この場合、合計の項目に設定する金額をそのまま用いて計算すると、
 (9,999,999 + 9,000,000 + 9,999,999)÷3= 9,666,666
 となり、正確な平均額を算出することができません。

 したがって、合計に設定する金額を用いるのではなく、実際の金額を用いて
 (10,560,000 + 9,000,000 + 11,400,000)÷3= 10,320,000
 と算出します。(3か月全てにおいて基礎日数を満たしている場合)

 さらに、この場合、求めた平均額が1,000万円以上なので、平均額の項目には「9999999」と設定するようにしてください。