名寄せ作業
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更新日:2012年8月3日
年金記録のコンピュータ上での突合せ(名寄せ)及びその結果記録が結び付く可能性がある方への「ねんきん特別便」の送付
(1)年金記録のコンピュータ上での突合せ(名寄せ)
- 「5,000万件」の未統合記録と約1億人(受給者約3,000万人・加入者約7,000万人)の方の基礎年金番号で管理されている記録とのコンピュータ上での突合せを行い、その結果記録が結び付く可能性がある方々1,030万人に対して、3月末までに「ねんきん特別便」を送付しました。
- コンピュータ上の突合せは、氏名、性別及び生年月日の3つの情報等を用いて1次・2次にわたって実施しました。
- なお、名寄せに先立って、氏名等が収録されていない記録の調査を行ったところ、5,000万件の年金記録の中にそのような記録が約524万件あることがわかりました。
こうした記録については、サンプル調査の結果を踏まえ、平成19年9月7日から平成20年1月10日にかけて、記録に記載されている年金手帳記号番号を手掛りに、年金手帳記号番号払出簿等を参照して補正作業を実施した結果、約99%に当たる記録の補正が完了しました。
補正のためさらに調査を継続すべき記録については、現在、被保険者名簿等を基に丹念に調査を実施しています。
(2)「ねんきん特別便」の送付
- (1)のコンピュータ上の突合せの結果、記録が結び付く可能性がある方々約1,030万人に、平成19年12月17日から平成20年3月21日までに「ねんきん特別便」を青色の封筒でお送りしました。
- 「ねんきん特別便」を受け取られた方々には、ご自分の加入履歴をご確認いただいた上で、必ず回答をいただくようお願いしております。
これにより、社会保険事務所等で未統合記録の調査・統合等を進めることができます。
「ねんきん特別便」の状況(平成21年8月末現在)(PDF 157KB)
- なお、平成20年1月時点における回答状況の調査・分析の結果等を踏まえ、次のような改善策を講じました。
(1)「年金記録問題作業委員会」において取りまとめた「ねんきん特別便に係る今後の情報提供について」等を踏まえて、「ねんきん特別便相談対応マニュアル」を改訂し、社会保険事務所の窓口やねんきん特別便専用ダイヤルでの相談において、結び付く可能性のある記録についてより具体的な情報を提供し、積極的に記憶の呼び起こしを働きかける。(平成20年1月31日~)
(2)記録確認をよりしやすくするため、加入履歴のチェックポイントを分かりやすく示した資料を同封する。(平成20年2月6日~)
(なお、平成20年1月末までに送付した約108万人の方々に対しては、当該資料を、電話や来訪による相談や十分な記録確認等をお願いする文書とともに同封し、平成20年3月末に再度送付いたしました)
(3)「訂正なし」と回答された方のうち、内容からみてご本人の記録である可能性が高いと考えられる受給者の方(具体的には、「既に基礎年金番号で管理されている記録と今般の名寄せで該当した記録に期間の重複がなく、かつ、未統合記録に結び付く同一氏名等の方が他にいない場合」が対象となります)について、社会保険事務所において、電話や訪問により、結び付く可能性がある記録について具体的な情報を提供し、入念的な照会(フォローアップ照会)を実施する。(平成20年1月25日~) - 3月までに「ねんきん特別便」をお送りした1,030万人のうち、受給者約9割、加入者約6割の計735万人から回答をいただいており、そのうち「訂正あり」で回答いただいた方は、受給者約3割、加入者は約7割。(平成21年8月末現在)