年金事務所と本部業務の両方を経験し、
自らのキャリアが明確に。

東北地域部
運営グループ
一般職

2005年入庁

CAREER MODEL
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公的機関を志望したのは、将来にわたって長く働きたいという思いから。親が遺族年金を受給していたことで年金の存在を身近に感じていたことから社会保険庁に興味を持ち、入庁。現在は東北エリアの相談給付を担当し、各年金事務所の円滑な事業推進に取り組む。休日は、趣味の御朱印集めや高尾山登山、東京の名所巡りなどでリフレッシュ。

2005年4月〜2011年9月

  • 平社会保険事務所 国民年金課、庶務年金給付課
  • 平年金事務所 厚生年金適用調査課

入庁5年目に相談給付業務を担当。
社会貢献につながる業務であると実感。

最初の配属先は、地元である福島県にある平社会保険事務所の国民年金課で、市役所が受付した国民年金関係の届出書や事業所からの届出書を事務処理する業務を担当しました。当時は私が一番年下でしたが、職場の皆さんがいつも気にかけてくれて丁寧に指導していただきました。しばらくして、国民の皆様にご心配とご迷惑をおかけした年金記録問題の際に庶務年金給付課に異動となり、年金記録の統合や電話対応にあたりました。連日多くのお客様が来訪され、記録の確認を行いましたが、新たに年金記録が判明されたお客様から感謝の言葉をいただいた時は、自分の業務が社会貢献につながっていることを実感しました。そして2010年1月、日本年金機構の発足にともない厚生年金適用調査課に異動し、事業所への適用調査業務を担当しました。

2011年10月〜2015年3月

  • 東北福島年金事務所 お客様相談室

業務効率化につながるツールを作成し、
職員表彰を受ける。

同じ県内にある東北福島年金事務所に異動後は、お客様相談室で主に窓口対応を担当することに。これまで経験してきた相談給付業務は書類の審査が中心でしたが、お客様と直接会話しながらさまざまなご相談にお応えする業務が自分に合っているのではないか、と感じ始めたのもこの頃です。また、日々の業務で改善したい点がいくつか出てきました。お客様の届書を受け付ける際は、何種類もあるチェックシートにすべて手書きで記入しなければなりません。「これをエクセルで管理すれば業務の短縮につながるのでは」と思い立ち、業務支援ツールの作成に取り組みました。これについて、業務の効率化を推進したことが認められ、職員表彰を受けることができました。地方にある拠点か本部かに関係なく職員全体をしっかりと見てくれる組織であると改めて実感しました。

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2015年4月〜2024年4月

  • 平年金事務所 お客様相談室 室長代理
  • 日立年金事務所 お客様相談室 室長代理

お客様相談室の室長代理として
職員と協力し合い、目標を達成。

再び平年金事務所に異動となり、お客様相談室の室長代理として通常業務のほかに職員の勤怠管理や職員からの質問への返答なども担当しました。また、これらの業務に加えて、「無年金者ゼロへの対応」として、まだ年金を請求されていないお客様に対する文書勧奨や訪問勧奨を期限内に行う業務も担当。文書勧奨しても反応がなかったお客様についてはご自宅へ直接訪問しますが、一人では回りきれない時には他の職員と協力し合いながら無事に期限内に勧奨を終えることができたのは貴重な経験となりました。

2024年4月〜

  • 東北地域部 運営グループ 相談給付担当

全職員が同じ目標に向かうことで
気持ちよく仕事ができる環境に。

現在は、東北地域部運営グループで相談給付に関する業務を担当しています。東北6県のお客様相談室の職員を指導することで、より円滑な事業推進に向けて取り組んでいます。中でも重視する項目の一つが「返戻率の改善」です。お客様から提出された書類は年金事務所の職員がチェックして事務センターに送付しますが、書類に不備があると再び年金事務所に戻されて確認するという作業が発生します。それだけ時間を要することになり、お客様への年金のお支払いが遅れてしまうことにつながりかねません。そのため、返戻率をどのように改善するか各県のお客様相談室長会議などに参加して改善策を検討し、課題の解決にあたっています。重要なのは、「みんなで改善していこう」という全員が同じ目標に向かうための意識づくりです。それによりお互いに協力し合う気持ちも生まれてきます。業務改善を推進することで、すべての職員が気持ちよく仕事ができる環境をつくることが今の私の役目だと考えています。また、こうした本部業務の経験を通じて、相談給付業務を専門とするプレイヤーとして職場づくりに向き合うイメージが更に固まりました。今後は年金給付業務を究めるために年金給付専門職を目指していきたいと考えています。

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MESSAGE

自分に合ったキャリアを
描くことができる職場です。

日本年金機構では、年金事務所での業務を経験することで本部へ異動後も、現場での業務経験を活かしながらより広い視野を持つことができます。年金事務所と本部、それぞれへの人事異動を活発に行うことでよりよい組織へと発展することにつながると思っています。皆さんもそれぞれの業務を経験して、日本年金機構で自分らしいキャリアを描いてはいかがでしょうか。

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