年金事務所、北海道ブロック本部、本部と
業務経験を積みながら視野を広げています。

札幌西年金事務所
お客様相談室
室長代理

2005年入庁

CAREER MODEL
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高齢化が進む日本において、公的年金を担う重要な立場で幅広い世代の方々の役に立てる仕事にやりがいを感じて社会保険庁に入庁。地元である北海道の年金事務所、北海道ブロック本部、そして本部へと異動を重ねた後、現在は北海道の年金事務所へと戻り、お客様相談室の室長代理を務める。休日は家族でキャンプや釣りなどのアウトドアを中心に北海道の短い夏を堪能している。

2005年4月〜2009年12月

  • 苫小牧社会保険事務所 業務課、総務課、徴収課

年金事務所で基礎となる業務の習得と
充実したプライベートの両立を実現。

入庁後は、苫小牧社会保険事務所に配属となりました。ここでは約5年の間に、各種届書の審査や入力を担当する業務課、事務所の工事発注や備品などの調達業務等の事務所の管理業務を行う総務課、保険料を滞納している事業所に対応する徴収課を経験。先輩職員の方々にご指導いただきながら徐々に業務に慣れていくことができました。また、プライベートでも職員同士の交流が多く、事務所の職員で野球チームを作って平日の業務前に1時間ほど朝練や試合をするなど、穏やかな環境の中で仕事もプライベートも楽しく過ごしました。

2010年1月〜2014年9月

  • 札幌東年金事務所 厚生年金適用調査課
  • 北海道ブロック本部 管理部 総合調整・経理グループ

様々な業務を経験することで
多岐にわたる業務知識を身に付ける

機構発足のタイミングで札幌東年金事務所へ。都市部ということもあり担当する業務規模も大きくなりました。この時にパワーポイントやエクセルなどで資料を作成し、プレゼンテーションをする機会が増えたのも成長につながりました。2011年に北海道ブロック本部に異動となり、北海道エリアにある16事務所の工事や物品購入などの調達業務に従事しました。除雪業者との契約、事務所単位ではできない物品の購入、派遣業者との契約、工事の緊急対応など業務は多岐にわたります。これまでの年金事務所での業務とは、まったく異なる仕事内容に戸惑いもありましたが、先輩職員から「たとえ失敗してもそれは教えた先輩の責任でもあるのだから、一人で抱え込まず、伸び伸びと、積極的に仕事に取り組んでほしい」と声をかけていただくなど、多くの学びがあった期間でした。

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2014年10月〜2018年3月

  • 旭川年金事務所 お客様相談室

周囲の職員と協力して
困難な業務に立ち向かう。

年金給付業務を経験していなかったこともあり、より年金の知識を身に付けたいと希望して、お客様相談室に異動しました。旭川は北海道第二の都市。来所されるお客様の数が非常に多いため、窓口に出てお客様の対応を行う機会が多くありました。時には国外の転出歴や転退職履歴が多い方など、複雑な年金の加入履歴をお持ちのお客様への対応など、困難な場面に直面することもありましたが、一から丁寧に説明を行うことで、ご理解いただくことができました。そうしたお客様相談室での経験から多くのことを学ぶとともに、大きなやりがいを感じることができました。

2018年4月〜2021年3月

  • 再生プロジェクト推進室 給付改革グループ
  • 年金給付部 給付改革グループ

年金事務所での経験をもとに
本部にて業務改革に挑む。

東京の本部にある再生プロジェクト推進室に異動した後は、年金給付業務の執行体制や業務効率化の企画業務に従事し、お客様の予約相談の準備に必要な業務画面を自動印刷する仕組みの導入に携わりました。予約相談の事前準備として、必要な業務画面を大量に印刷するのですが、これまでは職員が必要事項を入力し、全て手作業で印刷していました。この事前準備作業を効率化すべく、システム部門など関係者と共に自動で印刷できる仕組みをつくり全国に導入。職員表彰をいただき、導入後、年金事務所での業務負担が軽減されたと聞いた時はとても達成感がありました。

2021年4月〜

  • 札幌西年金事務所 お客様相談室 室長代理

事務所で良質なサービスの提供と
働きやすい職場づくりに励む

現在は、札幌西年金事務所で室長代理としてお客様相談室を取りまとめる役割を担っています。年金事務所の窓口は「日本年金機構の顔」。来所されるお客様に対して良質なサービスを提供するため、職員との定期的な打ち合わせや研修を実施するなどさらなるサービスの向上に取り組んでいます。また、職員同士でコミュニケーションを取ることで得られる気づきもあり、ミスや事故の防止、業務の相互理解から協力し合う意識の醸成、働きやすい職場環境づくりにもつながっています。今後もこれまでの業務経験を活かして、管理職としてこれからの日本年金機構を担う人材育成や働きやすい環境づくりに注力したいと考えています。

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MESSAGE

お客様の生活基盤を支える組織で、
社会から大きな期待を持たれています。

日本年金機構は公的年金の運営を担う唯一の組織です。日々、不安や悩みを抱えたお客様への対応は知識や経験が必要な大変な業務でもありますが、不安を解消した先には感謝されることも多く、お客様の声を直接聞くことができるやりがいに満ちた仕事です。また、集合研修、テレビ研修、通信研修など効果的な研修も充実しているほか、私が本部から北海道に戻る時がそうであったように、子育てなどの本人の事情にも配慮しながら異動が行われるなど、働きやすい職場環境も整備されています。日本の年金制度を支える重要な仕事を皆さんと一緒に進めていけることを楽しみにしています。

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