自分が受けた恩を次の世代へ。
組織の存在意義は支え合いです。

諫早年金事務所
所長

1995年入庁

CAREER MODEL
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私が就職活動をしていた時は、いわゆる就職氷河期と呼ばれる時代だったこともあり、安定して長く続けられる仕事を探している中で社会保険庁に入庁。現在は、諫早年金事務所長として事務所の活性化に従事。退勤後はホットヨガに通い、心地よく汗を流してリフレッシュしている。

1995年4月〜2001年10月

  • 佐世保社会保険事務所 総務課、国民年金課

頼もしい上司や先輩たちに支えられ
失敗は成長のチャンスだと気づく。

入庁後に配属されたのは、生まれ育った長崎県の佐世保社会保険事務所です。総務課として地元企業の役員が集う社会保険委員会の行事を計画・実施したり、国民年金課として届書の受付や入力に携わるなど、幅広い業務に従事していました。慣れない社会人生活で自信を失ってしまうような場面もありましたが、そんな時に支えとなってくれたのが頼もしい上司や先輩たちの存在です。私が少しでも元気がないように見えると誰かが「調子はどう」と声をかけてくれて、「失敗は成長のチャンス」という気づきを与えてくれました。今でも当時の教えは胸に刻まれており、全体を見渡すことの大切さを知る貴重な若手時代になりました。

2001年11月〜2011年9月

  • 佐世保社会保険事務所 総務課
  • 2001年12月〜2002年9月まで育児休暇取得(第一子)
  • 在籍していた課に復職
  • 2005年11月〜2008年8月まで育児休暇取得(第二子)
  • 佐世保社会保険事務所 国民年金第二課に復職
  • 佐世保社会保険事務所 お客様相談室

2人の子どもを出産して母親に。
仕事と育児で慌ただしい毎日を送る。

2000年11月に結婚した後、2人の子どもを授かりそれぞれの期間、育児休業を取得しました。当時親交があったママ同士のコミュニティでは「出産後は退職した」という話を聞くことがあり、育児を経て復職できる当時の職場環境に驚かれたことを今でも鮮明に覚えています。仕事に復帰してからは子どもの都合によって早退することがありましたが、誰一人として嫌な顔をせず「行ってらっしゃい」と快く送り出してくれました。周りのフォローのおかげで子どもとの時間を何よりも優先することができ、「受けた恩を次の世代につないでいこう」と決心する経験になりました。

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2011年10月〜2017年9月

  • 諫早年金事務所 国民年金課
  • 佐世保年金事務所 お客様相談室
  • 武雄年金事務所 国民年金課

初めて県内外での異動を経験。
上司の言葉でキャリアを広げる。

子育て中は異動を配慮していただいてたため、諫早年金事務所がキャリア初の異動先となりました。同じ長崎県内ではあったものの、まだ子どもが幼いこともあって、十分に力を発揮できるのか不安だった私を勇気づけてくれたのが当時の上司の言葉でした。「あなたが来てくれてよかった!」と喜んでくれる姿がとても嬉しく、期待を裏切ってはいけないと一生懸命励む力になりました。そして、2016年からは佐賀県の武雄年金事務所に配属となり、国民年金の納付率向上に向けた施策に取り組みました。そんなある日、所長から「管理職登用されるチャンスがきたよ」と登用試験の打診を興奮気味に伝えられました。その時まで管理職になることを真剣に考えたことがなかったのですが、所長の熱意に後押しされたおかげでキャリアを広げるチャンスを掴むことができました。

2017年10月〜2022年3月

  • 佐世保年金事務所 国民年金課 課長
  • 佐世保年金事務所 副所長

最小限で最大限の効果を得る作戦を実行、
一致団結して事業実績を伸ばす。

管理職として初めて配属された佐世保年金事務所の国民年金課では、事業実績を伸ばすために職員全員が一丸となって最小限の行動で最大限の効果を得る作戦を実行しました。例えば、人脈の広い大学教員からさまざまな大学や専門学校の先生をご紹介いただき、効果的に学生納付特例制度を周知するなど成功体験を重ねていきました。その後、副所長となってからも市役所を介して民生委員児童委員協議会の会合に出席し、一度にたくさんの民生委員を地域型年金委員に勧奨するという施策を継続したことで、事業実績の全体項目において全国1位を獲得。機構内外を巻き込んで力を結集することの素晴らしさを体感した思い出深い経験です。

2022年4月〜2024年9月

  • 博多年金事務所 上席副所長
  • 人事部 人事第2グループ 参事役

年金事務所や本部の経験を通して
機構全体への理解が深まっていく。

子育てがひと段落したことを機に単身赴任し、九州・沖縄エリアを代表する博多年金事務所で上席副所長を務めました。地方厚生局や管轄区域内の市区町村など、さまざまな関係機関と連携を取るこれまでの経験にない業務に刺激を受けるとともに、わくわくしながら事業実績向上に挑む所長の姿に感銘を受けたことを覚えています。そして、2023年からは本部で、人事というこれまでのキャリアで全く未経験の分野に挑戦しました。組織として意思決定をするためにどれだけの時間と労力をかけているのか、組織のためにどれほどの熱意を持って取り組んでいるのかを体感したことで、本部と拠点それぞれの役割や意義について身をもって理解することができました。

2024年10月〜

  • 諫早年金事務所 所長

昨日よりも今日、今日よりも明日。
すべての職員が成長を実感できる環境を整える。

現在は長崎県の諫早年金事務所長として、より多くのお客様にご満足いただける事業運営に努めています。そのために所長として欠かせないのは、すべての職員が昨日よりも今日、今日よりも明日、成長できる環境を整えることです。失敗を恐れることなく挑戦するチャレンジ精神を絶やすことなく、さらなる高みを目指して事務所一丸となり奮闘しています。私個人としては所長としての責務を全うすると同時に、資格取得にも挑戦しています。そこで得た知識を、部下の育成や、当機構におけるキャリア形成のサポートに役立てていきたいと考えています。これまでの経験を通して、組織の存在意義は「人と人の支え合い」だと確信しました。だからこそ、これまでに受けた恩を次の世代へつないでいきたいです。

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MESSAGE

自分らしさを大切にしながら
社会のために働きたい方に最適です。

日本年金機構は、公的年金制度の運営を国から任されている唯一の組織です。人々が安心して生活を送るために欠かせない制度を後世につないでいく私たちの仕事は、「社会貢献をしたい」「地域を支えたい」と考える方にとって最適だと思います。また、福利厚生がとても充実しており、男女を問わずワークライフバランスを大切にできる環境がありますし、努力した人を正当に評価する人事制度が整っていますので安心して働くことができます。自分らしさを大切にしながら社会のためになる仕事がしたい方を、職員一同心よりお待ちしています!

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