国民年金保険料の追納制度

ページID:150010-301-361-771

更新日:2024年7月1日

国民年金保険料の免除・納付猶予や学生納付特例の承認を受けた期間の保険料を後から納付する手続きをご案内します。

目次

1.保険料の後払い(追納)をお勧めします!

老齢基礎年金の年金額を計算するときに、保険料の免除・納付猶予や学生納付特例の承認を受けた期間がある場合は、保険料を全額納付した場合と比べて年金額が低額になります。納付猶予や学生納付特例の期間は年金の受給資格期間として計算されますが、年金額には反映されません。
しかし、上記の期間の保険料を、後から納付(追納)することにより、老齢基礎年金の年金額を増やすことができます。また、社会保険料控除により、所得税・住民税が軽減されます。ぜひ、追納申込をお勧めします。

国民年金保険料を追納した場合の税金軽減のイメージ図

2.申請方法

提出する書類

申請用紙「国民年金保険料 追納申込書」は、「国民年金関係届書・申請書一覧」からダウンロードできます。(ケース12:免除・納付猶予や学生納付特例の承認を受けた期間の国民年金保険料を後から納付(追納)したいとき)

マイナンバー(個人番号)により申請する際の添付書類

申請者本人が窓口で申請書を提出する場合

マイナンバーカード(個人番号カード)を提示してください。
お持ちでない場合は、以下の1および2を提示してください。

  1. マイナンバーが確認できる書類:通知カード(氏名、住所等が住民票の記載と一致する場合に限る)、個人番号の表示がある住民票の写し
  2. 身元(実存)確認書類:運転免許証、パスポート、在留カードなど
郵送で申請書を提出する場合

マイナンバーカードの表・裏両面のコピー、または上記1および2のコピーを添付してください。

ねんきんネットによる届書の作成支援

「ねんきんネット」の画面上で追納申込書を作成することができます。
必要項目を入力のうえ、印刷用ファイルをダウンロードし、届書の印刷をしてください。
本サービスは電子申請ではありませんのでご留意ください。

メリット
  • 届書の入力にあたり、「ねんきんネット」で保有している基礎年金番号等の基本情報が自動表示されるため、入力時の手間が省かれます。
  • 入力項目のエラーチェックにより、入力の誤りも防止できます。
利用方法

「ねんきんネット」による届書作成」をご覧ください。
ご利用には「ねんきんネット」のIDが必要です。IDをお持ちでない場合には、「「ねんきんネット」の登録方法」から登録をお願いします。

提出先

お近くの年金事務所(街角の年金相談センターではお手続きできません)
年金事務所への提出は、窓口のほか、郵送による手続きも可能です。

3.納付方法

申請書を提出した後、日本年金機構から納付書が届きますので、納付書で保険料を納付してください。
納付書を使用した国民年金保険料のお支払いには次の種類があります。

  • 金融機関、郵便局で納付する
  • コンビニエンスストアで納付する
  • 電子納付(Pay-easy)で納付する
  • スマートフォンアプリで納付する

詳しくは「納付書でのお支払い」をご覧ください。
追納の申し込みが承認された期間の保険料は、納付書がなくても、ねんきんネットを活用して納付できます。詳しくは、「ねんきんネットを活用した納付書によらない納付」をご覧ください。
なお、以下の申請はできません。

4.問い合わせ先

5.注意事項

  • 追納ができるのは、追納が承認された月の前10年以内の免除等期間に限られます。※1
    追納申込書を追納期限の直前に提出すると、期限までに追納できなくなる場合がありますので、お早めにご提出ください。
  • 保険料の免除・納付猶予や学生納付特例の承認を受けた期間のうち、原則古い期間の分から納めてください。ただし、免除の期間と納付猶予・学生納付特例の期間がどちらもある方は、年金事務所にご相談ください。
  • 保険料の免除・納付猶予の承認を受けた期間の翌年度から起算して、3年度目以降に保険料を追納する場合には、当時の保険料額に経過期間に応じた加算額が上乗せされますので、お早めの追納をお勧めします。なお、令和6年度中に追納する際の保険料は、※2のとおりです。
  • 老齢基礎年金を受け取ることができる方は、追納できません。

以下の画像をクリックすると拡大します。
例

例の拡大画像

※2 令和6年度中に追納する際の保険料額
  全額免除 4分の3免除 半額免除 4分の1免除
平成26年度の月分 15,460円 11,600円 7,730円 3,860円
平成27年度の月分

15,790円

11,840円 7,890円 3,950円
平成28年度の月分 16,460円 12,340円 8,230円 4,110円
平成29年度の月分 16,670円 12,510円 8,330円 4,170円

平成30年度の月分

16,500円

12,370円

8,250円

4,120円

令和元年度の月分 16,560円 12,420円 8,270円 4,140円
令和2年度の月分

16,670円

12,500円 8,340円 4,160円
令和3年度の月分 16,710円 12,530円 8,350円 4,170円
令和4年度の月分 16,590円※ 12,440円※ 8,290円※ 4,150円※
令和5年度の月分 16,520円※ 12,390円※ 8,260円※ 4,130円※

※追納加算額はありません。